毎年2月8日に入山辺のいくつかの集落で行われる「事八日」行事。厩所(まやどころ)集落の貧乏神送りを取材してきました。
公民館に集合し、早速わらで馬を作っていきます。
男性陣、女性陣にわかれてテキパキと馬づくりは進みます。
あっという間にジジババと呼ばれる人形を乗せた馬が完成しました。
完成した馬を囲んで長老を真ん中にして長い数珠を回しながら念仏が唱えられます。
念仏が終わると馬を川まで運びます。
このとき「貧乏神まくりだーせー」との掛け声をかけながら進みます。
川に着いて、もう一度念仏を唱えます。
そして馬に火をつけて焼きます。
苦労して作ったのにすぐに焼いてしまいます!
焼き終わると公民館に戻るのですが、この時、貧乏神がついてこないように後ろを振り返ってはいけないそうです。おもしろい行事ですよねー。
まやどころ集落以外の事八日行事の様子は数年前のものですがこちらから見られます。
http://iriyamabe.naganoblog.jp/e1664476.html